子宮頸がん予防ワクチン接種について
現在、子宮頸がん予防ワクチンの接種については、積極的にはお勧めしていません。
接種に当たっては、その有効性と接種により副反応が起こるリスクを十分に理解したうえで受けるようにしてください。
子宮頸がん予防ワクチンについては、平成25年6月14日に厚生労働省からの勧告があり、接種後の特異な症状について十分な調査がなされるまでの間、積極的に勧奨すべきでないとされたところです。
当市においても、子宮頸がん予防ワクチンの接種を積極的にはお勧めしていませんが、予防接種を中止するものではありませんので、接種を希望される方は、引き続き定期接種として無料で受けることは可能です。その際は、厚生労働省ホームページにあるリーフレット等を参考に、ワクチン接種の有効性および安全性について十分理解したうえで接種するようにしてください。
接種を希望される場合は、事前にふれあいセンターへ申し込みください。
子宮頸がん予防ワクチン
子宮頸がんは、女性特有のがんで、日本では年間約15,000人が発症し、3,500人が亡くなっているといわれ、最近は、特に20~30歳代の若い女性の患者さんが急増しています。
子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するためのワクチンです。HPVに感染する前の10歳代前半にワクチンを接種しておくことで、子宮頸がん全体の60~70%を予防することができるといわれています。
【定期接種対象者】
小学6年生から高校1年生の女子で砂川市民の方
【ワクチンの種類と接種回数】
子宮頸がん予防ワクチンは、2価ワクチン「サーバリックス」と4価ワクチン「ガーダシル」の2種類があり、いずれかを選ぶことができます。いずれも3回の接種が必要ですが、ワクチンによって接種間隔が異なり、一度接種を始めると、もう1種類のワクチンに切り替えることはできません。
- 2価ワクチン「サーバリックス」~初回接種から1か月後に2回目接種、初回接種から6か月後に3回目接種
- 4価ワクチン「ガーダシル」~初回接種から2か月後に2回目接種、初回接種から6か月後に3回目接種
【実施医療機関】
医療機関名 | 電話番号 |
砂川慈恵会病院 | 54-2300 |
明円医院 | 53-2100 |
村山内科医院 | 54-0888 |
細谷医院 | 52-3057 |
いとう内科循環器科クリニック(高校生のみ) | 55-3355 |
※ 接種を希望する方は、必ずふれあいセンターへ申し込みください。
その後予診票など関係書類を郵送いたします。
書類が手元に届いたら、接種を希望する医療機関に必ず予約をしてから受診ください。
(小林産婦人科医院は、令和元年12月に閉院されました。)

子宮頸がん予防ワクチンについての情報提供
お問い合わせ先
砂川市 保健福祉部 ふれあいセンター 保健予防係
〒073-0166 北海道砂川市西6条北6丁目1-1
TEL 0125-52-2000 FAX 0125-52-2114
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