砂川市開基100周年及び新空知大橋開通記念タイムカプセル収納品の返却を開始しました
砂川市開基100周年及び新空知大橋開通記念タイムカプセル収納品の返却を開始しました。タイムカプセル収納対象者及び収納品は次のとおりです。
平成2(1990)年当時
砂川小学校 1・3・4・5学年 絵画、習字、手紙 157点
中央小学校 2・3・4・5・6学年 絵画、習字 157点
豊沼小学校 1 ~ 6学年 絵画、習字、手紙 293点
北光小学校 1・2・3・4・6学年 絵画、手紙 53点
焼山小学校 3・4・5・6学年 絵画、手紙 23点
空知太小学校 4学年 手紙 22点
砂川中学校 1 ~ 3学年 手紙 41点
石山中学校 1 ~ 3学年 絵画、習字、手紙 179点
豊沼中学校 3学年 手紙 2点
返却期間 令和3年3月31日まで
返却を希望する方は、事前に電話等で受付をお願いします。収納者本人への返却を基本としますが、代理として受け取りたい場合は、本人への承諾確認をお願いします。なお、経年劣化のため一部返却が不可能なものがありますことをご理解願います。
(左から善岡砂川市長、榊原札幌開発建設部滝川道路事務所長)
※ 平成2(1990)年に砂川市開基100周年を記念して設置したタイムカプセルは、砂川オアシスパーク内と今回開封した新空知大橋の2箇所あります。
なお、砂川オアシスパークに埋設されているタイムカプセルの開封予定は収納から50年後となる令和22(2040)年であり、当時の小中学生の手紙約1,400点、図画・習字約490点、一般市民の手紙約490点が収納されております。
タイムカプセル収納品 市長メッセージ
未来へのメッセージ(全文転記)
明治二十三年未開の大地に入植した先人により「奈江村」が誕生して今年で開基百年を迎えました。
この記念すべき年に砂川と滝川を結ぶ国道十二号バイパスによる新空知大橋の完成を見るに至ったことはまことにご同慶にたえません。
これにより美唄~砂川間の直線道路がさらに延長され二九.二キロメートルという日本一の道路に記録を更新したことも大きな喜びであります。
明治十九年に上川道路の開通以来、交通の要衝として発展しましたが砂川と滝川を境界としている空知川の洪水により、幾度となく災害に見舞われ木橋を架設しても流失を繰り返し、交通往来の中継地としての役割を確保するため、渡船で往来する日々が続きました。
空知川に堅牢な橋を架けるため、資金集めに架橋株を発行して架設したこともありましたが、それも流失してしまい、昭和九年には鉄橋による架設工事が完成しました。
その後国道十二号線は、北海道の重要幹線となり、通過交通量と大型車両の増大によって道路幅もせまくなり、損傷も激しくなって国に対して強く要請を行うこと数次に亘り、遂に昭和四十四年十一月現在の空知大橋が完成したのであります。
それから二十年の歳月を経た現在、交通体系は大きく変化し、北海道にも高速道路が延び、今年は道央自動車道も登別から旭川鷹栖まで開通しました。
これらに連動するように国道十二号、三十八号、高速道路のバイパスとして新空知大橋が開通したところであります。
この時の流れに乗るかのように新橋には、多くの市民が参加し、いこいの場としての橋詰広場も作られ、橋名も一般公募して「新空知大橋」と決りました。
この橋の歩道地覆沿いには陶芸家下澤土泡先生の指導による幼児、児童生徒の手形を並べ、国松登先生が「空、水、緑」をテーマに制作した絵を陶板にしたレリーフが欄干に配置されています。
また、タイムカプセルには、三十年後に夢を託してメッセージのほか、児童・生徒から寄せられた九二七点の品目が収納されております。
新空知大橋は、単なる通路の新設ではなく、地域の人と、物との交流を活発にし、地域の交通障害を緩和し、中空知の発展に大きく寄与するものと考えております。
そして、この平和な地域の発展を見守る永遠の生証人となることでありましょう。
タイムカプセルに夢を託して
1990.11.1
砂川市長 中 川 徳 男
お問い合わせ先
砂川市 建設部 土木課 管理係〔2階 22番窓口〕
〒073-0195 北海道砂川市西7条北2丁目1-1
TEL 0125-74-8743 FAX 0125-74-8798
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