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砂川市民生児童委員協議会 会長就任挨拶

 

ーー「つなぐ」使命を胸に、踏み出す新たな一歩

令和7年12月1日、全国一斉の改選が行われ、このたび砂川市民生児童委員協議会の会長を拝命いたしました。伝統ある本協議会の舵取りを担うにあたり、その職責の重さに身の引き締まる思いでございます。新体制のスタートに際し、謹んでご挨拶申し上げます。

今回の改選を経て、本協議会は12名の新委員を含む49名による新体制で歩みを始めることとなりました。しかし、この門出に際して私たちが直視しなければならない厳しい現実があります。それは、全国的な課題でもある「民生委員のなり手不足」です。

社会情勢の変化やライフスタイルの多様化により、地域福祉の担い手を確保することが年々困難になっております。砂川市においても、現在5名の欠員状態にあり、組織としての持続可能性が問われています。

こうした背景には、加速する少子高齢化があります。高齢者の独居世帯が増加し、地域社会の繋がりが希薄化する一方で、子育て世帯の孤立や児童虐待、さらにはヤングケアラーの問題など、支援を必要とする声はより複雑に、かつ見えにくいものへと変化しています。

このような困難な時代において、本協議会では専門性を高め、よりきめ細やかな支援を行うために「高齢者対策部会」「児童母子(父子)部会」「心身障がい者対策部会」という3つの部会体制を軸に活動を展開しております。各部会がそれぞれの専門領域において、現場の課題を深く掘り下げ、具体的な対策を講じていくことが、今の砂川には不可欠です。

しかし、私たち民生児童委員の本来の立ち位置は、あくまで「地域に根差したパイプ役」にあります。私たちは行政の職員ではありませんし、医療や介護の専門家でもありません。しかし、市民の皆様に最も近い場所で生活の機微を感じ取り、その声を「行政」「各専門部会」「福祉・医療機関」へと的確に繋ぐことができる唯一無二の存在です。制度の狭間でこぼれ落ちそうなSOSを拾い上げ、適切な支援へと橋渡しをする。この「つなぎ役」としての機能を果たすことこそが、委員に課せられた最大の使命であると確信しております。

「誰もが住み慣れた地域で、自分らしく安心して暮らし続けることができる砂川」を実現するためには、私たち委員の力だけでは限界があります。市民の皆様お一人おひとりが、隣人への関心を少しだけ深めていただくこと。そして、何か異変を感じた際に私たちに繋いでいただくこと。その積み重ねが、地域全体のセーフティネットを強固なものにします。

新体制のもと、私たちは互いに研鑽を積み、49名が一丸となって職務に邁進してまいります。皆様のプライバシーを厳守し、誠意を持って寄り添うことをお約束いたします。

どうか、本協議会の活動へのさらなるご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。

砂川市民生児童委員協議会 会長 平田 聡之

お問い合わせ先

砂川市 保健福祉部 社会福祉課 社会福祉係〔1階 13番窓口〕
〒073-0195 北海道砂川市西7条北2丁目1-1
TEL 0125-74-8103 FAX 0125-55-2301
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