公民館で「防災教室～楽しく遊ぼう！！～」が開催され、夏休み中の市内小学生約20人が参加しました。北海道防災教育アドバイザーの住友静江さんと市役所防災対策係の職員が講師となり、子どもたちが楽しく学べるような工夫がなされていました。
　住友静江さんの講座では、遊びながら防災知識を学べる「北海Do防災かるた」や、災害時に足をけがしないように「新聞紙でスリッパ作り」が行われました。「北海Do防災かるた」では夏の暑さが続く中でしたが、子どもたちは「ハイッ！」と元気な声を上げながら札に手を伸ばし、取り札の枚数を競っていました。
　その後は、市役所防災対策係の職員が、ハザードマップを使った避難所についての話や、市の災害備蓄品の紹介など、イラストや実物を用いて説明し、子どもたちは興味津々で災害備蓄品に触れていました。また、災害時にはお金を入れなくても自動販売機の飲料水が出てくる「災害支援型自動販売機」の稼動実演が行われ、子どもたちは実際に飲み物を受け取る体験をしました。
　災害はいつやってくるかわかりません。皆さんも防災に関して日頃から意識し、万全な準備を心がけましょう。