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砂川市総合計画策定方針

総合計画策定の背景と趣旨

本市は、昭和41年以来、まちづくりの基本となる総合計画について、その時々の時代背景や社会情勢の変化に対応しつつ、平成22年度まで、全5期にわたって「砂川市総合計画」を策定し、まちづくりを進めてまいりました。
しかし、近年における社会情勢は、急激な少子高齢化に伴い人口減少社会に入っている中、国では、三位一体改革以降、地方交付税の大幅な見直しを進めており、さらには、市町村合併の推進や道州制導入の議論など、本市を含めた地方行財政を取り巻く環境は、著しく変化しています。このように社会情勢が大きく変化する中で、これから策定する新総合計画は、時代の変化や様々な課題など、現実を直視したうえで計画を策定する必要があり、適切な取り組みの方向を示すものでなければなりません。
わがまちにおいては、110余年の歴史があり、平成20年に市制施行50年の節目を迎えたところでありますが、今後におきましても、厳しい時代背景を踏まえたなか、今日の砂川を創り上げてきた先人の功績を忘れずに、まちの特徴である、恵まれた豊かで美しい自然環境を守り、そして、活かし、次の世代を展望した新しい時代のまちづくりのために、新総合計画の策定に取り組むものであります。
 

計画策定の視点

新総合計画は、策定の過程はもとより、策定後も将来にわたって市民と行政が共有し続け、まちづくりの指針となることが大切であることから、次の4つの基本的な考え方に基づいて策定を進めます。

  1. 市民と協働による計画づくり
    市民と行政が一体となって、情報を共有しあい、意見交換を行いながら計画づくりに取り組みます。尚、策定の経過や内容などについては、随時ホームページ等で公開します。
  2. わかりやすい計画づくり
    市民とまちづくりの目標を共有しながら協働のまちづくりを進めるために、各施策において、「施策の目標(ねらい)」や「施策を実現するための基本的な手段」などを掲げ、将来の砂川がどのようなことを目指しているのかを明記した、わかりやすい計画づくりに取り組みます。
  3. 「成果指標」を表した計画づくり
    新総合計画では、各施策にまちづくりの「ものさし」となる「成果指標」を設定し、計画に掲げたまちの姿にどのくらい近づいたか、また、各事業の取り組みがどのように貢献したかを計ることができる計画づくりに取り組みます。
  4. 社会経済状況を考えた計画づくり
    人口減少や税収入の減少など、地方自治体を取り巻く環境が変化する中において、新総合計画を地域の活性化につながる計画とするため、今後の財政見通しや社会経済状況などについて、検討を行いながら計画づくりに取り組みます。

総合計画の概要

計画の名称

新総合計画の名称は、 『砂川市第6期総合計画』 とします。

計画の構成と期間

新総合計画の体系は、『基本構想』、『基本計画』、『実施計画』の三層構造で構成します。また、それぞれの内容と計画期間は以下のとおりとします。

  1. 基本構想
    基本構想は、本市の目指す都市像(将来像)やまちづくりの目標を明らかにし、これらを実現するために必要とされる基本的な施策の大綱(政策)を示すものであり、計画期間は、平成23年4月1日から平成33年3月31日までの10年間とします。
  2.  基本計画
    基本計画は、基本構想で設定した本市の目指す都市像(将来像)やまちづくりの目標、基本的政策を実現するために必要な施策やその目標等を示すものであり、計画期間は、平成23年4月1日から平成33年3月31日までの10年間とします。尚、中間年において進捗状況等の点検を行うものとします。
  3. 実施計画
    実施計画は、基本計画で示された施策に基づいて、事業内容や実施時期を明らかにした行財政運営の指針とするものであり、計画期間は、3か年計画(1・2次は3か年、3次は4か年)とし、事業の成果等を確認しながら見直しを行うものとします。

第6期総合計画のピラミッド型三層構造の図。下から、実施計画、基本計画、基本構想。頂点に総合計画。

 

総合計画策定の取り組み

市民と協働のまちづくりを進めるために、計画の策定にあたっては、市民参加による計画づくりや意見反映の機会を確保し、庁内の策定組織とともに策定の取り組みを進めることとします。

市民の参加

広い視点で計画づくりを進めていくために、計画策定の各段階から、以下のような市民の参加による計画づくりに取り組みます。

  1. 市民意識調査
    市民が、市の現状をどのように認識し、どのようなまちづくりや暮らしを望んでいるのか等を把握するために「アンケート調査」を実施します。
  2. 市民意見の募集
    これからのまちづくり『砂川市の目指す姿』に向けて、市民から意見を募集し、総合計画の基本構想の中で、将来のまちの姿等の策定に活用します。
  3. 子どもワークショップ
    大人の意見だけではなく、10年後のまちづくりを担う小・中学生の視点にたった意見も大切であることから、「子どもワークショップ」を開催し、地域の課題やまちのよいところ、さらには、これからのまちづくりについて意見等を伺います。
  4. 各種団体等との意見交換
    日ごろの活動などから、砂川市の将来展望に対する考え、まちづくりに対する意見や提言等を伺います。
  5. 市民との懇談会
    各地域において懇談会を開催し、市民との対話を通じて地域の課題、まちづくりに対する意見や提言などを伺います。
  6. パブリックコメントの募集
    基本構想、基本計画の素案に対して、市民から意見を公募します。寄せられた意見に対しては、意見を公表するとともに、総合計画の策定に活用します。

総合計画審議会の設置

「砂川市総合計画審議会条例」に基づき、市長からの諮問を受け、審議・検討を行い総合計画について答申をしていただきます。

庁内の策定体制

新総合計画が、まちづくりの指針として機能するために、すべての職員が総合計画に対する理解を深めて取り組むことが重要あり、「策定委員会」を設置して、庁内各部局は創意を結集し、計画の策定作業を進めます。尚、策定委員会では、調査・研究や事務の円滑な推進を図るとともに、審議会や市民から出された意見と、各事務事業との整合性を図りながら、基本構想および基本計画の原案を作成します。

市議会との協議

新総合計画の基本構想は、地方自治法第2条第4項の規定に基づき、市議会に提案し、議決を経ることになりますが、策定過程においても、議会への説明と充分な協議を願うこととします。

策定の体制とスケジュール

新総合計画策定の体制とスケジュールはつぎのとおりです。

策定体制 

策定スケジュール

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お問い合わせ先

砂川市 総務部 政策調整課 企画調整係〔3階 32番窓口〕
〒073-0195 北海道砂川市西7条北2丁目1-1
TEL 0125-74-8767 FAX 0125-54-2568
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