WEB市長室
―令和5年 市長年頭の挨拶―
新年あけましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、清々しい新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化するとともに、不安定な世界情勢や急速な円安による原油・物価の高騰など私たちを取り巻く環境は大変厳しいものでありました。
そのような中でも、市内では第50回記念納涼花火大会の実施、北海道ベースボールリーグ所属「すながわリバーズ」の発足・リーグ優勝、中学生・高校生の部活動などでの全国大会出場など明るいニュースも聞かれたところであります。
また、感染防止のための外出自粛や物価高騰などにより消費の低迷が続き、市内事業者が大きな影響を受けていることから、市内消費活動を喚起し、売上げの早期回復を支援するプレミアム商品券の発行、直接的または間接的な影響を受けた中小企業者への支援策として継続的に事業を営むことができるよう国や北海道の支援に加え、市独自の支援策として新型コロナウイルス感染症対策中小企業者支援給付金の支給などの支援を実施したところであります。
原油価格・物価高騰への対策では、生活者支援として住民税非課税世帯や高齢者世帯、子育て世帯などへの給付金の支給に加え、高齢者世帯への冬季臨時福祉給付金の支給、さらには社会福祉施設等への支援を実施してまいります。
これまで多くのご意見をいただいた小中学校の適正配置につきましては、子どもたちの多様な学習活動や部活動など切磋琢磨する環境を整え、適切な指導体制を確保するため、砂川中学校と53年の歴史を持つ石山中学校を統合し、本年4月1日からは新たな砂川中学校として第一歩を踏み出します。
駅前地区では、にぎわいの創出に向け、「まちの顔」となる新たな拠点施設の設計、既存施設の解体など事業を着々と進めております。
さらに、国で進めているマイナンバーカードの普及を図るとともに、電子申請や住民票の写しなどをコンビニエンスストアなどで取得できるサービスを開始するなど、デジタル技術を活用した市民サービスの向上や効率的な行政運営に努めてまいります。
本年も「自然に笑顔があふれ 明るい未来をひらくまち」の実現を目指し、市民の皆様が安心して生活できるよう施策を進めてまいります。
市民の皆様がご健勝で幸多き年となるよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
令和5年1月1日
砂川市長 善岡 雅文