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4月19日 雑感―町内会連合会総会で思う事

雑感―町内会連合会総会で思う事

私にとっては最後の町内会連合会での挨拶。一番思い入れの深い団体です。
平成3年バブルが崩壊。未曽有の不景気が到来した。国は、この不景気からの脱却を目指し、地方公共団体による公共事業により景気回復を図り、財源は地方交付税で賄うこととされたが、平成16年地方交付税の総額が膨らみすぎたことから、三位一体改革により、国庫補助金・負担金の廃止・縮減、地方交付税の削減が行われ、代わりに国から地方への税源移譲を行うとされたが、大都市には税源移譲の効果があったものの、小さな都市には効果が無く(もともと税収が少ない)、多くの市町村が財政難に陥った。
砂川市の交付税の削減額は約5億円で、税源移譲による税収はごくわずかだった。この時夕張市が財政破綻。比較的優良とされていた砂川市も財政難となった。
三回にわたる行政改革を実施せざるをえなく、職員の人件費や市内各団体への補助金を削減し地方は大きく疲弊した。
それまで防犯灯の電気代は全額市で負担していたが、この行革時に町内会に2割の負担をお願いし、その窓口となってくれたのが町内会連合会でした。ちなみに私は行政改革担当課長で町内会連合会の皆さんには、大変お世話になるとともにご苦労をおかけした。
この翌年から市長、副市長、各部長出席のもと、町内会連合会との懇談会が始まった。地域の課題は地域の会長が一番わかっていることによるものです。
私が市長になってから、この町内会の電気代の負担を減らすために、町内会の防犯灯等をLED化し、町内会館の改修補助やコミュニティ活動補助金の創設を図った。
あの行政改革から23年が経過した。当時の小関敞副会長は、その後会長となり19年在籍、この度会長を退任した。
新会長は高村雄渾さん、副会長岡本昌昭さん(再任)、高森和彦さん(再任)、岩井和美さん(新任)、会計鈴木宏さん(再任)
新たな市長と会長のもと地域の課題が着実に解決されることを願います。

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