ホーム > WEB市長室 > 市長動静(前市長) > 2021年 > 9月 > 60年の時を経て『昔の広報委員は大変だった!』

9月28日 60年の時を経て『昔の広報委員は大変だった!』

60年の時を経て『昔の広報委員は大変だった!』

現在の広報委員制度ができたのは、昭和36年5月で制度開始から60年が経過しましたが、唯一人はじめから広報委員を続けている鶉地区の野澤寛さん(写真中央)宅にて60年勤続表彰と記念品の贈呈をおこない、発足当時の状況をお聞きしてきた。
戦争中、行政の末端組織として重要な役割を果たした町内会・部落会(現在の住民が自主的に設立した町内会とはまったく異なる)は昭和22年5月末をもって廃止となり、これに代わって町の嘱託職員として駐在員制度が発足した。この駐在員制度も昭和36年4月をもって廃止され、翌5月から新しく広報委員制度が発足し、7180戸46人の広報委員でスタートした。

当初の広報委員の仕事は、
① 広報紙の配布
② 選挙人名簿の調査票のとりまとめ
③ 投票入場券の配布
④ 転出入、死亡、出生など異動の状況調査
⑤ 新入学児の入校票配布
⑥ 水道使用量納額告知書の配布
⑦ その他必要と認められる臨時的な事務
(以上市史及び市政だより等から)

野澤さんが広報委員の任命を受けたのが、制度発足の昭和36年5月、32歳の時で森市長から任命を受け、その後山口、中川、菊谷、善岡と5人の市長を見てきた。
「当時は労働運動が盛んな頃で、町内会が選挙のたびに大きくもめていた。広報委員は中立な立場でなければ駄目だというのが当時の考えだった」と話してくれました。
野澤さんは当時32歳で、現在は91歳を迎えましたが、大変お元気でした。
60年間の感想は、「夢中でやってきて気づいたら60年」と笑っていました。奥さんもお元気で、無理をせず広報委員として活躍していただきたい。 ありがとうございます。

笑顔で当時のお話をしてくださいました

笑顔で当時のお話をしてくださった野澤さん(写真左)

最近の市長動静はこちら

2021年9月の市長動静

お問い合わせ先

砂川市 総務部 市長公室課 秘書係〔3階〕
〒073-0195 北海道砂川市西7条北2丁目1-1
TEL 0125-74-8761 FAX 0125-54-2568
お問い合わせフォーム


情報を探す

  • 目的から
  • 組織から
  • 施設から
  • カレンダーから